うちには床の間がないから・・・と掛け軸を飾るのに抵抗がある、という方がいらっしゃいます。
しかし、飾り方に少し工夫をすればマンションや洋風なお宅ででも書画を楽しむことができます。
今回はその一例をご紹介します。
☆置床や花台を使う。
床の間の代わりに香炉や花を飾れるスペースを作ります。
置床とは、その字のごとく「置く」「床」です。一時的に床の間のようなスペースを作る時に使います。
今回のように置床ではなく、天然木を模した敷板(にしては厚みがありますが)を使ったり、
唐木や塗りの花台を利用してもいいでしょう。
秋なので月図を飾っています。
月の図は珍しくありませんが、この掛け軸のように横幅の大きく広いものは珍しいです。
夜空に浮かぶ月をイメージして、通常よりもかなり高い位置に飾りました。
秋桜とお地蔵さんを添えています。
是非あなたも形式にこだわらず、楽しんでください。

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